発表会リハーサルの演奏を聴いて


今日は発表会の

リハーサルでした。


普段は、

部分的なレッスンが 

ほとんどなので、


皆さん、

ちゃんと

最初から最後まで

通せるのかしら?


という感じでしたが、


1年の成果か

感じられる演奏ばかり。


進みはゆっくりめですが、

手作りの教材に加え、

テクニックや知識、

感じ方や考え方、

精神性など、

いろんな面から

声かけ、アドバイスを 

しているせいなのか、


テクニックはもちろんですが、

表現する内容が伝わる

演奏が多かったです。



これはとても嬉しい変化。


楽譜通りに弾けるまでも

それなりに大変ですが、


そのうえ

表現することを大事に

できるというのは、


ある程度

そこまでいける

技術的な余裕と精神性がないと

無理だからです。


最近までたどたどしく

なんとか弾いていた子が

普通に通せるようになって

成長を感じられたり、


楽譜を忘れて

予期せぬ暗譜でも

頭には曲のが入っているようで

最後まで弾けた子、


初心者の生徒さんでも

思いをこめて

ていねいに演奏している姿。


ビブラートが難航している

とよくおっしゃっていたのに

なんかいい音が

聴こえると思ったら、

ビブラートをかけて

弾いている姿。


日頃の自分の関わり方の

結果を少し見せて

頂けました。


そして

こちらが諦めたら

いけないな、


皆さんちゃんと

よくなってきている!

ということを


改めて確認できました。


普段のレッスンは、

このように全容が

見えないので、


その人の中に

どれくらいやってきたことが

根付いているのか

見えにくいものです。


発表会は、

お互いに前進具合を

確認できる

貴重な機会だなと

思います。